アルミ部材というのは、卑金属(※)なので酸化しやすい特性がありますが
酸化した皮膜が非常に安定しており、原則として腐食しづらい金属として扱われています。
※卑金属・・・空気中に放置するときに酸化しやすく、水分や二酸化炭素などによって容易に侵食される金属のこと。
ただし、その酸化被膜は、酸にもアルカリにも溶解しやすいため
強酸や強アルカリの溶液を触れさせないように注意が必要です。
建物において、アルミ材がもっとも多く用いられている箇所がサッシです。
近年は、アルミサッシよりも樹脂製のサッシのほうが断熱性能に優れていることから
樹脂製のサッシの採用が増加傾向にはありますが既存の建物では、まだまだ追随を許さない使用率となっています。
躯体とサッシの隙間にはモルタルが詰められ鉄骨造りやRC造では、シーリング材を施すことでサッシ廻りを止水しています。
このシーリング材は、経年によって劣化しますので雨漏りのリスクは、どうしても高まってしまいます。
また、サッシの接合部も、突き合わせる断面にゴムパッキンを挟んで止水処理をしていますが同様に、経年劣化していきます。
外壁や屋根は、年に1回の状態チェックをおすすめしています。
今までとは違う変化がみられるときには、専門の業者へ相談してみてください。
株式会社装建は横浜や鎌倉を中心に外壁塗装や屋根塗装、雨漏りなど対応しております。
住まいの外装は、ちょっとした確認をしてあげることで、その寿命を長く保つことができます。
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